2011年03月28日
「あなたのは叱ってるんじゃない!怒ってるんだ!」

昨日、犬山のモンキーパークに長男を連れて行ってきました。
昨日は歴代仮面ライダーが大集合するスペシャルグリーティングがあり、それはそれはすごい人でしたが、入ってスグ、ものすごい剣幕でパパに怒鳴られている男の子がいたんです・・・。
「せっかく連れてきてやってんのに、なんだぁ、お前は!もういい!帰るぞ!」
みたいに・・・。
何があったんだろ??ってくらいの勢いなんです・・・。
私も男の子2人の親なので、その親の気持ちももちろん分かります。
そのくらい言われて当然のことを、その男の子がしたのかもしれません。
でも、そのパパさんは明らかに「怒って」ました。
みなさんも、子供のときに親や学校の先生から言われて、今でもすごく耳に残っていることってあると思いますが、私はその中の1つに、母から教えてもらったこのエピソードがあります。
まだ私や兄が小さい頃、母が私たちに怒鳴っていたときのことです。
父が母に向かってこう言ったというのです。
「あなたのは叱ってるんじゃない。怒ってるんだ。」
と。
母はハッと我にかえり、それ以降は常に自分に
(今自分は子供を叱ってるのか、自分が怒ってるだけなのか)
を問うようになったらしいです。
一応辞書で調べてみました。
怒る・・・不満・不快なことがあって、がまんできない気持ちを表すこと。
叱る・・・目下の者の言動のよくない点などを指摘して、強くとがめること。
調べてみても、やっぱり「怒る」のは「自分本位」で、「叱る」のは「他人本位」なんです。
自分も人の親になりました。
自分の感情ではなく、子供のためにどうしたらいいのかを常に考えてこれからも子供と接していきたいと思います。