2011年04月16日
芝生の水やりに思う、便利とは怠慢である。

すっかり暖かくなってきました。
私のキモイリで実行に移した庭の芝生化ですが、そろそろ本格的に散水をしなければいけません。
そこで今週の始めくらいに朝ホースで蛇口から水をあげました。
「こんなに水が要るんだぁ。これを毎日となると水道代も結構いくだろうなぁ。そうだ、毎日入れて毎日捨ててるお風呂の水を何とか使えないかなぁ。」
次の日。
朝からバケツにお風呂の水を移し替え、庭と往復すること数十回。
「部屋は汚れるし、なにせ体がキツイ!こんなの毎日やってられないわ」
次の日。
前日に買ってきたコレ(吸水ポンプ)

を使ってみることに。


これでお風呂と庭を往復することなく水が撒ける!
ところが・・・、
「う〜ん、思ってたより吸い上げる力が弱いなぁ〜。こんな感じでちょろちょろホースで撒いてたんじゃ時間がいくらあっても足りないわ。」
次の日。
今度は前日買ってきたコレ(スプリンクラー)

を使ってみることに。

これで往復しなくてもいいし、自分で撒く必要もない!完璧だ。
ところが、
「え〜、スプリンクラーで撒けるのそんな範囲!?そっかぁ〜あの水圧だもんなぁ〜。これじゃあスプリンクラー4つは要るじゃん。でも、なん股にもしたら1つ1つの水圧が減るわけで・・・。」
人間には知恵と欲があります。
ここまで人間社会が発達したのもその2つがあったからでしょう。
でも発達がもたらした「便利」は明らかに人間を「怠慢」にしました。
私達の仕事でもそうです。
今やほとんどの書類はダウンロードでき、申告も電子申告が当たり前になってきています。
諸先輩方が帳簿の貸借を手計算で合わせていた時代からは想像もつきません。
戻って同じことをしろと言われても無理です。
怠慢と呼ばれようが、やっぱり私は便利な方がいい。
今週の散水でそんなことを思ったりしました。
Posted by 河合会計 at
13:17
│外構(エクステリア)